SGLT2阻害剤、インクレチン療法など、最先端の医療をご希望の方は、ぜひ、糖尿病専門医の当院を受診ください。

  • お電話でのお問い合わせ
  • 03-3234-6060

SU剤、速効型インスリン分泌促進剤 

SU剤、速効型インスリン分泌促進剤。


 SU剤は膵臓のβ細胞を刺激して、インスリンの分泌を促す作用があります。1日1回から2回使用するのが主流です。これに対して速効型インスリン分泌促進剤は「食事の直前」に服用します。作用時間が短いので、食後の高血糖を抑制し、食事前には低血糖を起こしにくいのが特徴です。

 今後はDPP-4阻害剤との併用が中心になって内服される薬剤になるでしょう。将来はSGLT-2阻害剤とDPP-4阻害剤の上に併用という形で内服することが増えると考えられます。SU剤も「速効型インスリン分泌促進剤」も、膵臓から積極的にインスリンを分泌し、時には血糖値が正常状態であってもインスリンを分泌させることから、低血糖を誘発する主たる原因の薬剤になります。したがって、SU剤や「速効型インスリン分泌促進剤」を服用する時には、低血糖に対する十分な知識と、対応、予防策(ブドウ糖の携帯など)を講じておくことが必要です。

 

SU剤とは?


膵臓のβ細胞を刺激して、インスリンの分泌を促し血糖値を低下させます。 スルホニル尿素剤はSU剤と略して呼びます。SU剤にはいくつかの種類があり、それぞれ効き目の強弱や持続時間が違います。DPP-4阻害剤が発売されてからは、SU剤の使い分けも複雑かつ微調節が必要になりました。ですから、あまり糖尿病と診断されて間もない患者さんの場合には、できるだけシンプルな薬剤を内服されることをお薦めします。シンプルな薬剤という意味は、どの医師もが知っているSU剤という意味です。昔からの古い薬剤の使用もお薦めしません。名前が似ている薬が多いので、間違いやすいからです。
原則的にSU剤は1日1回か2回、朝食前に服用することが最初に服薬する時の原則です。食前に服薬を忘れても、食事を食べた直後なら服用してください。
 商品名:アマリールやオイグルコン(あるいはダオニール)グリミクロンなどであれば、その作用時間が12時間以上であるので、1日1回か,1日2回の服用が普通です。

 

「速効型インスリン分泌促進剤」とは?


 商品名はグルファスト、スターシスあるいはファスティックと呼ばれる薬剤です。膵臓のβ細胞に働きかけてインスリンの分泌を促します。この点はSU剤と同じですが、フェニルアラニン誘導体(速効型インスリン分泌促進薬)は、“より速く効く”そして、“効果は長持ちしない”という二つの付加価値が加わった薬です。食後に血糖値が高くなりやすく、空腹時にそれほど高くならない方にはこの薬が選択されるこが多くあります。軽症の糖尿病患者の大半がこの状態に該当するので、糖尿病の治療の第一選択薬剤として処方されることが多い薬剤でした。最近ではその地位をDPP-4阻害剤に奪われてしまったので、今後はDPP-4阻害剤やメトフォルミンの後に続く薬剤になるだろうと考えられます。服用は食前に1日3回が原則です。

 

低血糖を起こしにくい薬のほうが、より良い薬に 


 速効型インスリン分泌促進薬(フェニルアラニン誘導体)は、アマリールやオイグルコンと比べると低血糖を起こしにくいことが特徴です。DPP-4阻害剤やSGLT-2阻害剤などが普及すると、血糖コントロールがとても良くなる人が増えます。
 その意味では、速効型インスリン分泌促進薬のほうが、SU剤よりも内服しやすい薬剤という位置づけになるかもしれません。なぜならば、速効型インスリン分泌促進薬は必ず食事と一緒に服用するからです。つまり、必ず食事をとるという前提があるので、低血糖になりにくいはずです。
ただし、速効型インスリン分泌促進薬は血糖値を下げる効果は弱いので、空腹時血糖値が180mg/dl以上になるような患者には効果は期待できません。

 

体重を増やす


 SU剤は単剤として服用しても、DPP-4阻害剤と併用して服用しても体重を増やす作用があります。また、どうしても低血糖を起こす傾向があるので、過食傾向になりやすいです。その結果、中性脂肪が増えたり、 HDLコレステロールの低下が懸念されます。もしSU剤や速効型インスリン分泌促進薬を服用して、HDLコレステロールが低下するようであれば、高脂血症の治療が必要かどうか担当主治医と相談してください。
 激しい空腹感を覚えて「やけにお腹が空くな」と思いたくさん食べてしまうと、それにより血糖値が高くなってしまいます。一時的に血糖コントロールが改善したとしても肥満になり、血糖コントロールが悪化してしまいます。

 

二次無効を起こしやすい従来の薬


最初に薬を服用した時には効果があるが、時間と供にその効果が次第に消えていく(作用が無効になる)状態を「二次無効」と言います。また、最初に薬を服用した時に効果がない状態を「一次無効」と呼びます。
 これまではSU剤に限り二次無効が見られましたが、実際にはインスリンにも、他のメトフォルミンなどにも同じように数ヶ月すると、効きが悪くなってくるという現象は見られます。
 DPP-4阻害剤については今後の課題です。例えば シタグリプチンも,半年くらいすると多少HbA1cが再上昇する傾向がありますが、1年間使用しているとさほどの上昇でもなく、季節変動の影響だったと判断することも少なくありません。
 GLP-1注射薬について米国の報告では、バイエッタの注射をして4年くらい経過するとHbA1cが悪化してきてしまう報告も出てきました。将来、発売されるだろうSGLT-2阻害剤については、未だ報告はありませんが、魔法の特効薬と患者さんが思い込み、ついつい油断して食事療法がいい加減になり、二次無効をおこしやすいことは容易に想像できます。ですから、将来SGLT-2阻害剤を服用する時には注意が必要です。
 

SU剤で、最も処方されるのは、商品名:アマリール


 従来のSU剤はグリベンクラミド、商品名:オイグルコン、ダオニールという薬剤が中心でしたが、商品名:アマリールという製品が日本サノフィアベンティス・ファーマ社から発売され、今では最も処方量が多い、SU剤の中ではトップの主力商品です。アマリールは従来のSU剤よりもマイルドで、しかもインスリン抵抗性を改善し体重が増えなかった点が評価されて普及しました。
 さらに最近では、0.5mg錠剤という錠形が発売されたことにより、少量から内服する場合も増えてきて、さらに市場を広げています。DPP-4阻害剤との併用によって低血糖を起こすことから、慎重に処方される薬剤です。DPP-4阻害剤を服用している場合にSU剤が追加で服薬する場合と、SU剤を服薬している場合にDPP-4阻害剤が追加で服薬する場合と、2つのケースが考えられますが、どちらも併用してから数日以内に低血糖になることがあります。SU剤を初めて追加で服用するような場合は特に注意をし、ブドウ糖を必ず携帯するようにしてから服薬を開始してください。

 

このSU阻害剤、速効型インスリン分泌剤に分類される薬剤は、

 

アマリール
アベマイド
グリミクロン

 

スターシス
グルファスト
ファスティック

 

 

です。

 

 

過去の出版書籍、一覧
これまで出版した糖尿病関係の書籍は79冊

 

新刊書籍の裏話;書籍表紙

糖尿病の先端医療、SGLT2阻害剤、の服薬方法、最新の話題を集約した、日本で最初の一般書。鈴木医師の、累計240名以上の、患者さんを処方した処方経験が、この本に集約されています。

SGLT2阻害剤、さらに、週1回製剤のGLP1受容体作動薬について、医学ライターが、鈴木吉彦医師の原著をもとに、わかりやすく、しかし、かつ科学的に、かなり高度な視点から、かきなおした名著。インテリジェンスの高い読者の方々に、お勧めします。

DPP4阻害剤から、GLP1受容体作動薬、そして、SGLT2阻害剤、と、最新の治療を、わかりやすく解説しています。主婦の友社ならでは、の、イラストや、漫画のおおさで、他の書籍とは、まったく違った味わいがあり、図表などで、先端医療を理解したいと考えている方々にとっては、お勧めの書籍です。

鈴木吉彦医師は、日本医科大学の客員教授です。そのため、後輩の医師たちのための、教科書を作成しました。この作品は、某医学大学の研修者たちの教科書として、広く、活用されています。

 日本人にもっとも多い生活習慣病の一つ糖尿病の治療スタイルが、劇的に変わろうとしている。インスリン頻回注射中心の療法は過去のものとなり、まったく新しい治療薬が次々と登場。糖尿病臨床医師の第一人者が、最先端の新薬開発の現状を報告するとともに、患者の負担を軽くしながら治療効果を上げ、限りなく通常の生活者へと復帰させるための手立てを紹介する。

 糖尿病の検査値を劇的に改善し、合併症から救う「クレアチン」新薬。専門医が驚きの臨床データをもとに、わかりやすく解説する。

 知っておきたいこの病気のしくみや、心がけたい生活習慣を、わかりやすく解説。

 血糖値が体に及ぼす影響をはじめ、糖尿病にならないための生活改善ポイントを紹介。おいしく低カロリーな食事レシピも多数掲載

 


(左:朝日新書2010年4月発売)

 この本のタイトルをどうしようかと考えている時、決まりました!というメールが朝日新聞社から届きました。見てみたら、なんと「糖尿病は治る」でした。正直、筆者の私がびっくりでした。

 こんなタイトルにしたら、本当に糖尿病が完治すると思う患者さんが当クリニックに殺到してしまいパニックになるだろう、そうでなくても外来は本当に混んでいるのに、、と思って、変更をお願いしたのですが、時、既に遅しでした。

 それで、このタイトルの本当の主旨を「あとがき」に、しっかりとまとめました。この本は、朝日新聞社が優秀な医療専門ライターをつけてくれて、様々なプロフェッショナルの方々にも支援していただいて、丁寧に書き起こしてくれた名著だと思います。特にGLP1やDPP4阻害剤については、きわめて簡潔に要点をまとめていますので、私の外来では、GLP1誘導体を始める患者さんたちには、まず、必ずお勧めしようと思っている本です。

 ただし、治るとおもって暴飲暴食はしないように、もし、この本を読まれる方は、最後の「あとがき」の部分まで、しっかりとお読みください。

 現代の医療では、糖尿病が治るというレベルまでには到達していない。EBM(証拠に基づいた医療)や学会などできめたガイドラインなどに従って治療をすべきだという意見もあります。それはギリシャの哲学者:プラトーの考え方に似ています。
  それに対して、プラトーの弟子のアリストテレスは、個々の最善の目標は個々に設定すべきであり、ガイドラインで規定できるべきものではないと考えをまとめています。当院での医療方針は、アリストテレスの方針と似ています。目標とするHbA1cは5.8%以下です。

 

 


(保健同人社)(2010年1月発売)

「本当に糖尿病は不治の病なのだろうか」という疑問を表現するために、ギリシャの哲学家:ソクラテスのポーズを表紙にしました。また、糖尿病医療が新時代、新世代を迎えることを象徴するためにモデルは小学校3年生にしました。New Generationという意味をこめてみました。また、Surprise Medicationというのは筆者の造語です。驚くような処方という意味ですが、詳しくは外来でご説明いたします。

「本当に糖尿病は不治の病なのだろうか」という疑問を、今度は、本のタイトルに、そのまま表現しました。出版社からの依頼です。実際には、HDCアトラスクリニックでは、HbA1cが6%以下の患者さん達が増えています。HbA1cが5%台になり、例えば、5.5%以下になれば、糖尿病の合併症の進行が、極端に減少するはずです。当院では、HbA1c5%台は普通と言える外来を目指しています。その根拠となるのが、本書です。

 他にも、筆者のこれまで論文などで発表してきた新知見などが、沢山、盛り込んでいます。

 


 教育入院はしてみたいのだけれども、時間がないから入院できない、どうしよう、とお悩みの方には、この2冊の書籍をお薦めいたします。糖尿病の食事をつくる本は、院長が東京都済生会中央病院で教育入院担当で、教鞭をふるっていた時をイメージして、書籍の上で、同じような効果が得られないだろうかと考えながら作成した実験的な本です。教育入院さながらの医師や栄養士と、患者さんとの会話がでてきます。

 

 

さらに、もっと書籍があります。

参考にされる場合には、ここをクリック 

==> 鈴木吉彦医師の著書、講演記録、論文など 

 


 

メニュー

外来について

外来担当表
外来医師プロフィール
院長からの、ご挨拶
医院の歴史

 

業績

過去の講演会
書籍、論文一覧
名称の由来
日本医科大学客員教授

海外論文一覧

雑誌「糖尿病」原著

 

糖尿病関連ドック&
予防診療

糖尿病通院特別ドック
糖尿病発症予防クラブ

 

脳梗塞原因遺伝子発見(特許取得)

ADH2遺伝子:世界初
(Neurologyに掲載)

full text (click here)

 

ミトコンドリア遺伝子代表論文

核遺伝子との相関を発見
(世界初;Diabetes Care)

 

3264変異遺伝子を発見
(Diabetes Care)

 

 

指尖外SMBGを世界で最初に提案

 

Suzuki Y. Painless blood sampling for self blood glucose measurement: Lancet 339巻: 816-817頁, 1992年

 

他、Diabetes Care 1998

検索キーワード

 

Google 検索で

糖尿病で有名なところ

東京 糖尿病

糖尿病 千代田区

糖尿病専門医 東京

でランキング上位に表示。

 

全国有名病院おすすめNavi

 東京で屈指の、正当的治療を行う糖尿病専門医として紹介されています。

 

書籍検索キーワード

アマゾン 検索で

鈴木吉彦

 76冊の本が見つかります

紀伊国屋Web Store

鈴木吉彦

楽天Books

鈴木吉彦

電子書籍ストア
honto]で購入

 Yahoo電子書籍

 

HDC Atlas Clinic

〒102-0082
東京都千代田区一番町5-3-9
アトラスビル1階
TEL:03-3234-6060
FAX:03-5275-2985

休診日

日曜日・祝祭日

院長

鈴木吉彦 医学博士

日本医科大学客員教授

 

鈴木吉彦

 

HDC Atlas Clinic

 

正式サイトは、ここをクリック

(www.iryoo.sakura.ne.jp)

 

 

 

一般糖尿病患者向け

 

一般読者向け。
糖尿病の解説文。
(Clickできます)

 

ホーム(一般患者向け)

 

 

糖尿病ってどんな病気?

 

食事療法に対するパラダイムシフト

 

インクレチンとは? GLP1とは? DPP4阻害剤とは?

 

糖尿病食事療法に対するパラダイムシフト

 

糖尿病で運動療法の必要性

 

SU剤、と、速効型インスリン分泌製剤

 

メトフォルミンについて、特に、メトグルコについて

 

ピオグリタゾン(先発商品名:アクトス)

 

αグルコシダーゼ阻害剤、特に、セイブルについて

 

GLP1受容体作動薬(GLP1-analog)について

 

インスリン注射療法について

 

SGLT2阻害剤について

 

 

医療関係者向け

 

詳細解説:プロ向け

 

  さらに詳しい解説

(特に、医療関係者向け)

 

  医療関係者は

  ここをクリック

 

 

鈴木医師が処方する薬

 

 

処方されている薬剤

当院で処方されている新薬をコンパクトに説明いたします。

DPP4阻害剤

ジャヌビア(以下、商品名)
グラクティブ
エクア
ネシーナ
トラゼンタ
スイニー
テネリア
オングリザ

 

SGLT2阻害剤

スーグラ
フォシーガ
ルセフィ
アプルウエイ
デベルザ
カナグル
ジャディアンス

 

GLP1受容体作動薬

ビクトーザ
バイエッタ
リキスミア
ビデュリオン

 

αグルコシダーゼ阻害剤

セイブル
ベイスン
グルコバイ

 

ビグアナイド薬剤

メトグルコ

 

SU剤

アマリール
アベマイド
グリミクロン

 

チアゾリジン系薬剤

アクトス
ピオグリタゾン(後発品

 

インスリン製剤

アビドラ
ノボラピッド
ヒューマログ
ランタス
トレシーバー
レベミル

 

グリニド製剤

スターシス
グルファスト
ファスティック