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GLP1受容体作動薬で、逆流性食道炎、食道狭窄を起こし得る
GLP1受容体作動薬と、逆流性食道炎との関連を示した日本で最初の論文です。

 GLP1受容体作動薬は、胃の運動を抑え、胃から小腸への排出速度を抑えます。しかし、その作用があまりに強すぎると、胃の中に食物が残留し、食道へと圧力がかかり、逆流性食道炎の原因を創ってしまうことがあります。特に、日本人は、ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2型)というタイプの遺伝子多型をもつ人では、この傾向が強いとされており、食道癌の発生率も高いことが知られています(1)。こうした傾向が疑われる場合には、あらかじめ、PPI(プロトンポンプインヒビター)という胃酸を抑える薬剤との併用を、当院(鈴木吉彦医師)は、GLP1受容体作動薬の発売当初から、推奨してまいりました。その参考となる文献を、ごらんいただきたい場合には、ここをクリックしてみてください。(ここをクリック)。文献が、全て読めますので、ご参考になるかと考えます。

 

GLP1受容体作動薬で、PPI(パリエット)やセルベックスを服用するべき頻度は?
MEDICAL

 ビクトーザか、バイエッタを注射しはじめた97名の糖尿病患者さんのうち、その57名に、ラベプラゾール(商品名:バリエット:提供:エーザイ)が必要で、さらに、それに追加して、テプレノン(商品名:セルベックス:提供:エーザイ)の内服を必要としました。また、それでも嘔気が治まらない場合には、メトクロプラミド(商品名:プリンペラン)の内服が必要とされました。

 当院(鈴木吉彦医師)の場合には、あらかじめ、逆流性食道炎をおこしやすい傾向をもった患者に対しては、ある程度、予防的に、これらの薬剤を併用しておいたので、比較的、導入が成功し、ビクトーザ発売当初、あるいは、バイエッタ発売当初は、日本国中から、糖尿病患者が、当院を受診しにきていただけるようになり、当初の処方量は、日本でダントツのトップでした。当時、アドバイスしていただいたノボノルディスク社や、ブリストルマイヤー社のMRさん、エーザイのMRさんには、深く感謝いたします。こうした経緯も、論文の中の一部に、記載しております(ここをクリックしてみてください。。文献がダウンロードできます。) 。もちろん、こうした発表は、その当時では、日本で最初の報告でしたから、様々な講演会などで引用されたようです。2015年の1月にも、小生(鈴木吉彦医師)は、このテーマについて、講演依頼をうけ、特に医師向けに講演をする予定です。

 

他のGLP1受容体作動薬からビデュリオン切り替え時における“QW-HbA1cフォーク現象”
日本で最初につくられた、GLP1受容体作動薬治療における、医学的「造語」です。

 

 日本でビデュリオンが発売されてから、その恩恵をうけている患者は、米国と比較すると、格段に少ない。その理由としては、いくつかの理由が考えられる。日本では、GLP1受容体作動薬として、ビクトーザの、最大用量0.9mg,が発売が最初だった事で、RHGT (Rebound Hyperglycemia caused by GLP1 Tachyphylaxis)が、高頻度に起こり、糖尿病専門医らのGLP1受容体作動薬に対する期待が大きく縮小した事が、最大の理由と考えられる。
 また、実際、ビデュリオンを処方する際には、先行する症例が、バイエッタやビクトーザを使用していることが多く、その切り替えには、約8週間前後の、GLP1濃度が低い時期があり、その時期に、多くの症例がHbA1cの上昇を経験しなくてはいけなくなる。その事が、臨床医にとっては、約2ヶ月間の血糖コントロール悪化を許容する事になるため、あらかじめ、このHbA1cが、一度は上がるが、8週間から12週間をすぎると、HbA1cが下がってくること自体を、ひとつの現象用語として理解しておかないと、ビデュリオンの処方は増えない事が想定される。
 このため、鈴木吉彦医師らは、ビデュリオンを処方した患者の過去記録を分析し、その中で、一過性のHbA1cの高値を示し、その後、HbA1cが低下していく、曲線を描くことが分かった。この曲線の曲がりかたは、野球の投球法で例えると、フォークボールのような形である。この形を、鈴木吉彦医師らは、「QWフォーク」と呼ぶ呼び方の「仮称」を考えてみた。QWは、1週間製剤のGLP1受容体作動薬に認められるため、1週間に1回のQWという2語を用いた。フォークは、野球のフォークボールをイメージした名称であり、一度、HbA1cは上がるが、その後、打手の手前で落ちてくるようなフォークボールを連想して命名した現象名である。
 具体的には、他のGLP1受容体作動薬(バイエッタ、ビクトーザ、リキスミアなど)あるいは、DPP4阻害剤やBOT(Basal oral supported Therapy)の治療からのビデュリオン治療への切り替えには、このようなHbA1cの曲線カーブが認められやすかった。
 こうした現象を、あえて、糖尿病専門医のみならず、一般開業医あるいは、一週間製剤をうける糖尿病患者に広く知らしめるには、できるだけ親しみやすい用語が必要と考えられる。これまで、GLP1受容体作動薬について、こうした現象を、シンプルな概念用語化する試みはなされたことはない。しかし、今後、GLP1受容体作動薬の一週間製剤が普及することにより、こうした試みは、さらに重要になるのではないか、と鈴木吉彦医師は考えた。特にビデュリオンの場合、バイエッタからの切り替えでは、GLP1の血中濃度がバイエッタの時期に戻ることが8週間かかるという事実だけした医師に伝えられていないが、それが、どういう形でHbA1cに反映されるかについては、企業側から医師へと十分に伝達されておらず、情報提供されていないようである。したがって、今後、もし、QWフォークという用語が普及することによって、このHbA1cカーブの特性への理解が普及することになれば、今後、GLP1受容体作動薬の一週間製剤の市場が確実に増えることが期待されるため、あえて、我々は、このQWフォークという造語の必要性を考えてみた。

参考文献
Rp:

  1. Shue Meguro,,, and Suzuki Y. Basal supported Oral therapy counteracts Rebound Hyperglycemia caused by GLP1-Tachyphylaxis. 2014 (published)
  2. PDFのダウンロードは、ここをクリック。

 

 

 

 

 

バイエッタ と ビデュリオン との違い
MEDICAL

 

 バイエッタは、食欲抑制は一過性であります。4から6時間で効果が効いてきます。しかし、1日は持続しません。ですから、朝と夕方に注射します。ですから、昼などには、作用が切れます。よって、バイエッタは、食欲を落としたい時に、自由に落とせて、計画的に食欲をコントロールできるというメリットがあります。これに対して、ビデュリオンは、いつ食欲を抑制するかは関係なく、いつでも抑制できて、ついつい食べてしまいやすい自分を抑えてしまうようになります。もちろん、注射の回数を1週間に1回に減らすという効果もありますから、患者さんのQOLを大きく高めることになります。

 

 

 

                         

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ADH2遺伝子:世界初
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ミトコンドリア遺伝子代表論文

核遺伝子との相関を発見
(世界初;Diabetes Care)

 

3264変異遺伝子を発見
(Diabetes Care)

 

 

指尖外SMBGを世界で最初に提案

 

Suzuki Y. Painless blood sampling for self blood glucose measurement: Lancet 339巻: 816-817頁, 1992年

 

他、Diabetes Care 1998

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