• お電話でのお問い合わせ
  • 03-6261-4773

SGLT2阻害剤服用糖尿病患者は秋になると血糖コントロールが悪化する

2016年、関東甲信越糖尿病地方会での発表内容です。

 

目的

初夏、真夏、晩夏の3期間において、猛暑の影響が、

HbA1cに影響を及ぼすか? を調査する。

晩夏において、果物(特に、葡萄や梨、など)が増えてくる時期に、

血糖コントロールが悪化する傾向が認められるか?

 

方法

SGLT2阻害剤内服対照:221名(男164名、女58名)。

ただし治験参加症例や、インスリン使用中の患者は除外した。

初夏を6月15から7月14日と規定し、

真夏を7月15日から8月14日と規定し、

晩夏を8月15日から9月14日と想定した。

果物がスーパーで売り始める9月初めから、傾向がかわったので、

晩夏は、8月15日から8月31日までと、9月1日から9月14日にわけて解析した。

 

 

 

 

 

 

結論

 

水分をとる事を推奨することで、脱水による高血糖になる傾向を

抑制することができた。2012年では、水分摂取を推奨してなかったことで

血糖コントロールが悪化したが、2015年は、それを指導で解決できた。

晩夏(8月下旬から、8月下旬)には、血糖コントロールは良好な患者が

増えることがわかった。水分摂取により、インスリン感受性もまし、

相乗効果が血糖値をさげやすいのだろう。

果物がスーパーにならぶ9月になってから、いっきに、外来患者の、

特に、SGLT2阻害剤を服用している患者が、HbA1cがあがった。

具体的には、HbA1c7%以上の患者が、16%から29%と、

倍増した。

これによって、SGLT2阻害剤を服用している患者では、果物が売り始まる

晩夏、あるいは、初秋のシーズンには、悪化しやすい事が分かった。